現在、家作りを進行中の皆様。 夢が広がり、ウキウキワクワクしていますか?
    もしも、不安やストレスでヘトヘトだったり、がっかりして気分がへこみそうだったりしたら家づくりの方法が間違っているかもしれません。
    一生に何度もない家作り、肩に力が入り過ぎ、Web、雑誌、ハウスメーカーなど膨大な情報に翻弄され、当初の想いと異なる方向に迷い込むこともよくあります。
    スタート地点であれば軌道修正はさほど難しくありません。計画中ならなおさら。
    家づくりの中心に自分や家族の一番大切にしたい事を、きちんと据えることです。
    「 大切なことは何ですか? 」 それが決まったら言葉や絵やイメージ写真という形で具体的に表現してみることです。
    同じような土地の広さや予算であっても夢がかなう方とかなわない方がいます。
    この「Lesson」では、多くの皆様に夢をかなえる家づくりを現実のものとしていただくための、具体的な情報を提供して参りますので、ご参考になれば幸いです。



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    ストーリーと『暗順応』 


    前回の続きです。
    田の字型プランにおいて生じる暗い所を活用し
    効果的なストーリーを作るには、
    『暗順応』という脳の働きを使います。 

    明るい所から暗い所に入るとしばらくは何も見えません。
    しかし、徐々に目の感度が調整され見えるようになります。
    これが『暗順応』。人によりそのスピードは違います。

    『暗順応』を使って
    明るさによる感動を強く印象づける。
    間取りの便利さだけではない隠れたコツです。
    U邸の仕込みを図示しました。

    2

    道路から入るとU邸の玄関はかなり暗く感じます。
    階段あたりにくると『暗順応』がおこってきます。
    階段を登り、二階のリビングに入るあたりでは
    たいていの方の目や脳はすっかり調整されているはず。
    階段からリビングに入った写真です。
    少し暗い写真ですが明るさの補正をしないで見ていただきます。

    IMりぶ

    そしてダイニングとキッチンの最も明るいエリアに到達。
    暗さに慣れた目や脳はとても感度が良くなっているため
    数倍の明るさを感じるのです。
    まさに、『光りに出会う』感覚です。
    この手法は古い教会などでも使われています。

    IMG_0006 2

    家中が全て明るいと目の感度は均一です。
    『家中がとても明るいのね』というレベルの印象です。

    しかし、暗順応を使うことにより感動が高まります。
    階段、玄関、プラン上に暗くなってしまう真ん中エリア
    を効果的に利用します。

    U邸ではキッチンに明るさのピークをもっていきました。
    リビングは明るいエリアが見える落ち着いた場所に設定です。

    上で示した2枚の写真は二カ所の明暗差を撮ったものですが、
    カメラは脳の調整がされないので客観的な明るさになっています。
    本物はもっと落差を感じます。
    我々の脳の働きにより、実際の見え方と感じ方が変わります。


    間取りを作るとき明暗のストーリーをきちんと組み立てると
    家の居心地の良さが深みを増します。
    施主の方から要望なくても、我々設計のサイドでは必ず
    盛り込む大切な要素です。
    現場での窓チェックも仕込んだストーリーを確認し
    調整をしています。

    今回の記事は少し難解な内容ですね。
    しかし、我々が通常行う設計の仕事の裏技の話。
    今後も経験として仕組んでいる住宅の裏技のことを少しづつ
    お話してみたいと考えています。

    小さくても味わい深い家にしたいですからね。



    Posted on 2014/11/03 Mon. 06:19 [edit]

    category: 家づくり Lesson

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