現在、家作りを進行中の皆様。 夢が広がり、ウキウキワクワクしていますか?
もしも、不安やストレスでヘトヘトだったり、がっかりして気分がへこみそうだったりしたら家づくりの方法が間違っているかもしれません。
一生に何度もない家作り、肩に力が入り過ぎ、Web、雑誌、ハウスメーカーなど膨大な情報に翻弄され、当初の想いと異なる方向に迷い込むこともよくあります。
スタート地点であれば軌道修正はさほど難しくありません。計画中ならなおさら。
家づくりの中心に自分や家族の一番大切にしたい事を、きちんと据えることです。
「 大切なことは何ですか? 」
それが決まったら言葉や絵やイメージ写真という形で具体的に表現してみることです。
同じような土地の広さや予算であっても夢がかなう方とかなわない方がいます。
この「Lesson」では、多くの皆様に夢をかなえる家づくりを現実のものとしていただくための、具体的な情報を提供して参りますので、ご参考になれば幸いです。
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「縁側」 と 「ウエルカムキッチン」
一昔前の半戸外スペースに「縁側」がありましたよね。
子供が花火をしたり、スイカを食べたり、将棋をさしたり、
散髪したり、日向ぼっこしたり、多目的な空間だった。
気取らぬ来客は縁側でお茶を出して話し込めるから便利でした。
土間と同じように靴を脱がなくてもできる
魅力的なカジュアルコミュニケーション。
「ちょっと縁側に腰掛けて話す」と
「玄関から入って座敷に通して話す」には格段の違いがあります。
残念なことに、現在、一昔前の縁側のような
おおらかな外への開き方が望めません。
外から直接入ってくるものが「温かさ」や「気安さ」だけではないから。
今、我が社で多のプランにも多く登場する
「カフェスタイル」とか、「ウエルカムキッチン」って、
「縁側」のカジュアルコミュニケーションの現在版かもと思います。
ですから、奥様達のコミュニケーションには特に最適。
靴は脱ぐけど、上がり込まない、ちょっと腰掛けて話すイメージ。
「ソーサー付きの気取ったカップではなく、
たっぷり入るマグカップに、簡単な手抜きクッキーで
ついつい何時間も皆でホッコリ過ごしてしまうのです。」
そんなお話いただくと、「縁側みたい!」と思います。
小さな子供ががリビングやデッキで遊ぶのも見えるので安心。
心地いいから、たまり場になるようです。よかった!
<建築写真は岩佐邸>
面積を小さくするため岩佐邸は外からダイニングに直接入ります。
玄関を省略したので縁側風がさらに強調されています。
<旧家の縁側写真は金沢の民家>
Posted on 2014/01/24 Fri. 05:00 [edit]
category: 家づくり Lesson
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