現在、家作りを進行中の皆様。 夢が広がり、ウキウキワクワクしていますか?
    もしも、不安やストレスでヘトヘトだったり、がっかりして気分がへこみそうだったりしたら家づくりの方法が間違っているかもしれません。
    一生に何度もない家作り、肩に力が入り過ぎ、Web、雑誌、ハウスメーカーなど膨大な情報に翻弄され、当初の想いと異なる方向に迷い込むこともよくあります。
    スタート地点であれば軌道修正はさほど難しくありません。計画中ならなおさら。
    家づくりの中心に自分や家族の一番大切にしたい事を、きちんと据えることです。
    「 大切なことは何ですか? 」 それが決まったら言葉や絵やイメージ写真という形で具体的に表現してみることです。
    同じような土地の広さや予算であっても夢がかなう方とかなわない方がいます。
    この「Lesson」では、多くの皆様に夢をかなえる家づくりを現実のものとしていただくための、具体的な情報を提供して参りますので、ご参考になれば幸いです。



    スポンサーサイト 

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    Posted on --/--/-- --. --:-- [edit]

    category: スポンサー広告

    TB: --    CM: --

    --

    田の字型プランの工夫 


    『田の字型プラン』といのは四角いシンプルな外形の建物を
    文字通り四角く仕切ったプランを表します。
    古い日本家屋や一般的なマンションによくある
    面白くない間取りの代表名称のように思われています。

    パティオ型やL字型など凸凹のあるプランの方が
    いかにも設計事務所がデザインしたという感じがし、
    面白そう、という先入観があるようです。

    「田の字型プラン」は柱と梁で構成する日本建築では
    もっとも合理的で作りやすい形。
    施工しやすく建物の外形にコストを使わないで作れる
    田の字型プランを面白く魅力的にできる
    工夫を考えてみます。

    欠点と思われる一つが明るさのこと
    田の字型プランは中心部に暗い部分ができますね。

    田の字型プラン(ドラッグされました)

    建物をL型にすると外周壁や窓の量が増え
    正方形プランより、採光や通風がよくなります。
    パティオ型にするとさらに外周面積が増えます。
    下の図に示すようにオレンジ色の矢印の数が増えていきます。

    名称未設定

    凸凹にすることで家中がくまなく均質に明るくなります。
    複雑な外形にしたことで、内部の明暗差のメリハリは無くなる。
    意外ですね。

    『田の字型プランの暗い部分をうまく生かすこと』
    これは小規模で味わい深いストーリー実現の大きなヒントです。

    さて、U邸のプランです。
    5個の特徴あるエリアに分類できます。
    まずは冷静にその特徴を洗い出します。

    20140922234330dbe2.jpg


    エリア1 屋根の無いバルコニーですから 採光通風とも最高。

    エリア2 バルコニーに面したキッチン横からの採光で午前中は
         大変明るいです。天井形は屋根なりの勾配天井。
         トップライトもあり、抜け感抜群。
      
    エリア3 ダイニングは東と南に窓があり明るさはありますが、
         上部にロフトがあり天井はフラット。
         キッチンに比べ少し落ち着ける空間です。

    エリア4 南の窓は明るいですが西は建物がせまっていて暗い。
         キッチンダイニングに比べてかなり落ち着けます

    エリア5 閉鎖感があり閉じこもった空間です。
         ピアノや書庫にしています。

    さて、この特徴を生かし、どんな組み立てをしましょうか?
    長くなったので次回に続きます。

    IMG_00415



    スポンサーサイト

    Posted on 2014/10/30 Thu. 10:27 [edit]

    category: 家づくり Lesson

    TB: 0    CM: 0

    30

    吉野ヶ里遺跡 





    国内を旅するなら秋が好きです。
    この時期、里山がこがね色に包まれて
    幸せな温かい気持ちになれるからです。
    自分のDNAの中にあるナチュラルカラー。
    『大切な穀物が無事に育ち収穫でき蓄えができた』
    という安心の色。
    居心地の良さは『安心』がベースだと思います。

    ここは吉野ヶ里遺跡。
    九州の佐賀県です。
    私の大好きなこがね色に包まれてます。

    こがね色の中に幻想的に浮かぶ建物を見たとき、
    ここに来たのが初めてでは無いような
    不思議なデジャブ現象におそわれました。
    教科書で見て知ってましたが本物は初めてなのです。
    この感覚は何?  妙になつかしいような…

    50ヘクタールもの敷地に弥生式時代の建物を98棟復元。
    弥生時代になって人々が集落を作り暮らすようにり、
    建物のデザインも意識されるようになった頃のもの。

    忠実な復元は建築を仕事としている我々には興味深い。
    現在の屋根型とほとんど同じ組み方です。
    雨から生活を守る役目の屋根がデザインポイント。
    シンプルで合理的な建物の形は完成されていました。
    2500年ほど前ですが。

    写真のような立派な屋根と床の美しい建物は儀式用。

    IMG_0889.jpg

    一派庶民は周囲の竪穴式住居に住んでいました。
    家事動線の良いシンプルなローコスト住宅です。
    考えてみると床や壁ってすごい贅沢なのですね。
    加えて、そこをデザインして住んでる我々はすごい!

    森オフィス近くにある縄文時代の竪穴住居と同じです。
    場所は違っても同じようなデザインや素材。
    風土や生活の中から生まれたナチュラルな形。
    我が社の家づくりの原点です。

    IMG_7107.jpg

    森オフィス近くの遺跡はコチラ

    お近くに古い遺跡や住居跡があったら、
    見に行ってみるのも、なかなか面白いですよ。
    自身のDNAにピンとくるヒントが見つかるかもしれません。

    郷土資料館の記事はコチラ

    なお、吉野ヶ里遺跡はざっと歩くだけで、二時間はかかります。
    近くに住んでいても遺跡と知らず広い野っ原と思っていたとか。
    忙しい旅行の合間には向かない観光スポットです。
    私の好きなスポットは大体そうなのです 。


    Posted on 2014/10/26 Sun. 10:43 [edit]

    category: 家づくり Lesson

    TB: 0    CM: 0

    26

    猫のトイレを考える 


    IMG_6056.jpg

    さて、この穴はなんでしょう?
    階段の一段目に開いた15センチ角ほどの穴。
    これは、猫のトイレへの出入り口です。
    猫は階段下の穴からトイレの中の穴へと通り抜けます。

    IMG_6060.jpg

    便器の横に三角形の穴が開いていますが、
    あまり目立ちません。
    ここから猫が出てくると、知らない人は!!でしょうね。
    でも、賢い猫ちゃんですから人とのバッティングは無いでしょう。

    IMG_6059.jpg

    階段下を利用した奥の空間に
    砂入りの箱を置きます。
    床はテラコッタ。
    汚れ防止のコーティング仕上げがされているものです。

    IMG_6061.jpg

    猫のトイレを置く場所はなやみますね。
    廊下の隅などにあるのが一般的なのですが、
    意外と周囲に砂が飛び散ります。
    また、家族にとっては可愛いペットでも
    あからさまに、目に付くのも気になるところ。

    人間のトイレに兼ねてしまうのは
    Uさんの素敵なアイデア。

    もともと、階段下を利用したトイレでしたので、
    このような有効利用を思いつかれたようです。
    人間では使えなくても猫の身長なら余裕です。

    IMG_0042 のコピー

    猫ちゃんは安心して使っているということです。
    気に入ったくれたようですね。
    シャイな猫ちゃんなので、
    カメラ目線はいただけませんでした。

          猫のルート




    Posted on 2014/10/22 Wed. 06:55 [edit]

    category: 家づくり Lesson

    TB: 0    CM: 0

    22

    U邸の雑誌取材 

    台風一過の晴れ空です。

    U邸の雑誌取材が行われました。

    主婦の友社『はじめての家づくり』NO25(12月12日発売)
    企画タイトル  家族の幸せがみえる家づくり

    工事業者から引き渡しを受けてから、
    コツコツ自主施工で仕上げをされていたUさんご家族。

    『もうそろそろ大丈夫では?』
    とお話しし、撮影日14日を取り決めました。

    台風19号の出現もあったのですが、
    予想外のスピードで列島を駆け抜け、
    撮影開始にはピタリと間に合いました。

    親子連れ

    そうなんです。12月号って、9、10月には撮影なのです。
    少し暑くも感じられた今日のこの光は、掲載誌では
    初冬のあったかい日だまりと見えることでしょう。

    小学校一年生のお子様が台風のため休校。
    写真にも数多く登場してくれました。
    『えー全国に顔がでるのー恥ずかしい』
    なんて最初は引き気味でしたが、皆で説得です。
    やっぱり、家は植物やお子様が入ると生き生きします。
    あ、ワンちゃんも。

    植物ののびのびした感じやご家族のキラキラした表情で
    家が素敵に見える。
    我々のデザインではないのですね。毎回感じます。

    IMG_0025.jpg

    奥様が庭の花をさりげなくテーブルに。
    こんな風な楽しみ、贅沢です。
    20坪の都心の敷地とは思えない。
    『こんな生活がしたくて家をつくったのですよ』
    実現度100パーセントです。
    家は全てがつつがなくできていることよりも、
    こだわりの実現度で採点すべきと思う私。
    強い幸せ感がそこに宿ると思います。

    カフェオレボールはパリの蚤の市での出会いとのこと。
    長年この家にあるかのように馴染みます。

    そうそう、今回の撮影のカメラマンの方は若い女性でした。
    素敵な写真がとれたようです。
    IMG_0016 のコピー

    12月には書店に並びますので
    チェックしてみてください。

    Posted on 2014/10/20 Mon. 18:10 [edit]

    category: 家づくり Lesson

    TB: 0    CM: 0

    20

    『わらじ』に神様 

    IMG_0481.jpg

    10月は全国的には神様が留守になり神無月ですが、
    出雲では、神在月です。
    全国のは八百万(やおよろず)神々が出雲に集まる月。
    旧暦の10月には色々な神事が行われるようです。
    新暦では12月なので、まだちょっと先のことですが。

    車で出雲を散策していたら大きなかけ声の行列です。
    ひいているのは、大きな『わらじ』。
    あぜ道を通り急な階段の上の神社へと進みます。

    IMG_0477.jpg

    お年寄り中心なので所々でフーと一息。
    お話をうかがってみると、
    その昔、神社が火事になった時、神様を
    『わらじ』に乗せて運んだのが由来で、
    秋の神事になったようです。
    神社ではお神楽が催されていました。

    はじめはあまりにユニークで、申し訳ないことに、
    真剣に『わらじ』運ぶ様子を思わず笑ってしまったのですが、
    ナチュラルなわら素材の生活用品を大切にし、
    神聖な存在としていることがとても素敵に思えました。

    調べてみる全国にこのように『わらじ』をシンボルにした
    祭りは多くあるようです。

    わらは稲から出る大量の副産物。
    これをどう利用するかが生活そのものであったと思います。
    日本人にとって究極の自然素材です。
    たわわに実った黄金の稲穂は神が宿っているように輝きます。

    IMG_3653.jpg

    出雲の神社のしめ縄も稲わら。
    こちらは神域と現世を隔てる結界の役割を持ちます。

    IMG_0489.jpg

    稲穂の色の『こがね色』は、
    日本人の好むナチュラルな色のベースになっています。
    この色が生活の中にあると、とても落ち着きますよね。
    家族の絆を強める色だと思います。
    皆が助け合って、稲を育て刈り取り米を収穫し稲穂を生活素材の中心にしてきたことが根底にあるのだと思います。

    IMG_3665.jpg

    神の宿る稲穂の『こがね色』。
    やさしい色ではありますが強さも秘めた色です。
    ナチュラルインテリアのベースカラーとして、
    大切にしたいと思いました。



    

    Posted on 2014/10/16 Thu. 10:02 [edit]

    category: 家づくり Lesson

    TB: 0    CM: 0

    16

    BS blog Ranking
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。